ペルソナ3

ついに影時間まで始まっちゃいました。
OPムービーからしてお洒落な香りがプンプン漂ってきます。
描写は、お洒落を少し飛び越えて若干サイコな感じ。

ペルソナを呼び出すには、拳銃をこめかみに向けてぶっ放します。
呼び出す所をためらってるシーンとか、かなりサイコな雰囲気です。
とりあえず、ペルソナの基本設定だけ借りたジュブナイル物として理解しても良いようです。


ちなみに解説すると、影時間とは。
0時になると常人には感じることが出来ない時間が流れていて、その時間帯に『シャドウ』という、メガテンで言う所の悪魔がはびこっています。
その影時間を体感できる人は、ペルソナ使いの素養があるらしいです。
1や2みたく、ペルソナ遊びとは特に関係ない模様。

で、体感できる人はシャドウの餌食になって、影人間にされてしまいます。
そのシャドウと戦っているのが、『特別課外活動部』という集団で、主人公がそれにスカウトされる事から始まります。


早い話が「お前にはモンスターと戦う素質がある、だから一緒に戦おう」という東京魔人学園に近いノリです。



肝心の内容ですが。
昼休みや放課後で仲間と交流を深めて、夜の影時間にダンジョンに挑む、というのが基本的な流れ。

有り体に言えば、昼にギャルゲー、夜にRPGです。
逆だったらちょっとエロく……何でもないです。

RPGパートは、不思議のダンジョンみたいなノリ。
『タルタロス』というランダムダンジョンに潜る事になります。
違うのは、戦い続けると疲労が溜まってしまうので、長時間の散策が出来ないという事。
学園生活なので、期間も1年と定められている事。
つまり、1年という期間でダンジョンに潜って戦闘したり、イベントを繰り返したり、その繰り返しになると思われます。






正直言わせてもらえば、ちょっと期待しすぎたかな?というのが率直な印象です。
まず、戦闘を行うまでのストーリーの描写が長くて(しょうがないんだけどね)、中々戦闘させてもらえません。
ようやく戦闘が始まったと思ったら、ちょっと戦うだけで仲間が疲労するので、一回のダンジョン探索で長時間の探索が出来ないし。

戦闘のシステムはメガテン+ペルソナという感じ。
骨子はメガテンの『弱点を突けば行動回数が増える』システムを踏襲してます。
納得がいかないのは、戦闘で指示を出せるのは主人公のみだということ。
多分、他の仲間が強くなるためには、自分から装備を与えたりする必要があるのでしょう。


雰囲気は好きだし、周りのキャラクターも結構好印象なんですが、どうもシステム面でまだ戸惑ってます…。
慣れれば気にならなくなるでしょうが、それはイコール作業化する事を意味する。


果てさて、どうしたものか…。