まず、一つ確認しておきます。
今から書くことはネタでも何でも無いです。
実際にあったことでございます。


結論から言いましょう。
会社から解雇通告をされました。
しかも試用期間途中に。(1ヵ月と9日)
前々から悪い予感がしていて、それを綴っていたわけですが、現実になってしまったという感じですね。
それでは、言い渡された時の一部始終を書き出してみましょう。


今日も、例によって下の階の手伝いをしていました。
たまにからかわれたりしますが、丁寧に仕事を教えてくれます。
四苦八苦しながら続けていると「大分上手くなった」と言ってくれました。
ようやく軌道に乗り始めたか、と少し安心していた矢先の出来事でした。
上司(社長)が「3階に上がってくれるか」と促します。
最初は3階で何か仕事があると思ったのですが、上がってる最中に悪い予感がしました。
(まさか解雇通告では?)
「あまり良い話じゃないよ。」
何かを取り出す社長。
それはまさしく、解雇通告書でした。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「突然のことで驚いたと思うけど。今までいろんなことをやってもらったけど、君はウチの求めている人材の基準に達していないことがわかった。ほとんど物を知らないし、営業として回れるようになるには君の場合、10年はかかる。だから・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
終始無言でした。
「何か言うことはあるかな?」
「いえ、ありません。」
終始無言だったわけです。
こうなる予感は薄々していましたし、今更何を言ったところで無意味です。
それは最初のバイトで充分痛感しています。
「どうする?解雇をしたことにするか、自分から身を引いたことにするか?」
俺は「そのままで良いです」と言いました。
確かにこの解雇は惨めなものだと思います。
でも後者だと、会社に気を遣ってもらうのが癪だったのです。
俺はここをクビになった。それが揺ぎ無い事実です。
この会社の社長はそういう人なのです。逆にそれを、俺の解雇をきっかけに少しでも思ってくれる人が居れば救われます。
ようやくこれから少しずつという時に、本当にやるせないです。


面と向かって捨てゼリフは残さず、あえて大人しく解雇を受け入れたわけですが。
最後に一つだけ、叫ばせていただきます。
「こんちくしょおぉぉーー!!」



これから暫く休みます。1ヶ月くらい。
張り詰めていたものが一気に無くなって、とても疲れたのです。
余裕があれば、サイトの語り事に就職活動の旨を書くことになると思います。
では、今日はこれにて。