つよきす

はい。
そういうわけで、つよきすクリアしたということで、支援バナー設置しました。
暫くさり気なく布教しときます。
クリアもしたので、軽くレビューをしときたいと思います。

  • グラフィック

原画担当は、白猫参謀さんという人です。
個人的な主観を言わせて貰えば、クセ無く安定した感じのタッチです。
何か過去作を見比べるとタッチ(色塗り?)が変わってますが、つよきすの感じが一番好きですね。
故に、濃すぎず、安定してると思います。

  • 難易度

難易度も何も、選択していくだけですから難しい事は一つもなし。
CG回収も割と楽に行えます。
派生的なCGだと、閲覧すればどれが足りないのか大体分かるようになってますし。

  • シナリオ

1部が日常で、所謂”ツン”部分。
そして2部が”デレ”部になっていくという構成。

主人公が「テンションに流されないように生きて行きたいが、結局テンションに流されて行動する事が多い」という、いい意味で熱血系。
故に、行動自体も見ていて気持ちいいものが多いです。
シナリオだけ見れば、意外性というのには、ちょっと弱いかもしれませんけどね。

これが又、不思議なくらい耳に残る癒されサウンドなんですよね。
や、まぁOPテーマは…ともかく。(KOTOKOの萌え系ソングは相変わらず恥ずかしい)
EDテーマがこれまた良いですね。トランス風味で。
よっぴー(ヒロイン)ルートのラスト付近で流れた時には、かなりキました。

  • 操作性

これまたマウスをクリックするだけなので、操作性もクソも無し。

  • お買い得度

こればっかりは、パソゲーなので決して安いとは言えません。
しかも人気が出てるようなので、結構値段は高騰してるかも。よく知りませんが。

キャラとの掛け合いが凄く面白い。
恐らくこのゲームの一番のキモであり、売りですね。
その中にもネタが満載です。(割と2chネタあった気がしますが)
男性陣があまりにも豪華すぎる声優陣で、ネタを沢山言うものですから、そりゃ笑えます。
ヒロインも含めて、とにかくキャラが個性派ばかり。
まともなキャラを探す方が難しいくらいです。

  • 総合評価

基本的に、ヒロイン個別のシナリオに入るのは簡単なので、ゲームとしての難しさはありません。
故にシナリオ…というよりは「つよきす」の日常を楽しむような感じのゲームです。
見てて退屈しない学園物語、という形容でどうでしょうか。
後エロシーンが割とあっさり(ヒロイン一人につき大体2〜3つくらい)してたので、エロゲーとしては多少中途半端。
ゲームとしては、エロシーンあまり要らないっていう人もいるでしょうし(俺とか)、そういう人にとっては逆に助かるでしょう。
ネタも満載なので、別にツンデレ好きじゃなくても割と万人にオススメです。
(むしろツンデレらしいツンデレ一人しかいないような)

  • キャラ評価(ネタバレ注意)

    • 鉄 乙女

お姉さんキャラここにあり、という感じの人。
面倒見の良い体育会系で、好感の持てるキャラです。
他のヒロインのルートでこの人を見ると、とても良識人に見えます。
日常でもエッチでも、基本的に主導権を握りたがるのが多少うざい。
後、ポストしずかちゃん。「みなもとっ!!」

    • 霧夜エリカ

高飛車、唯我独尊なお嬢様。
無類のおっぱい星人で、趣味はセクハラ。
後、ツンデレの割にあまりデレる印象薄い。
自分の実力で、どこまで世の中で上り詰める事が出来るか試してみたい、逞しきチャレンジャー。
エリカのBADルートに入ると、かなり自分勝手な事をやってのけます。
あまり好きじゃないですな〜…。

このゲーム唯一のツンデレ代表。
告白してからのデレっぷり(むしろ崇拝ぶり)が凄まじいキャラクター。
そして他のキャラにはいつも通り素っ気ない感じなので、そこがまた良い。
後、眼鏡が似合ってない気がするのは俺だけですかそうですか。
ある種フカヒレルートでもある。

    • 蟹沢きぬ

バカ代表。
騒がしい、口が悪いので、見てるだけで楽しいキャラクター。
「ぼす・・・けて・・・・」
ヒロインルートに突入すると、主人公とバカップルになる。
後、スバルにも関連深いルートなので、二度おいしい。

    • 佐藤良美

通称よっぴー。
ヒロインの中で一番まともに見えて、実は一番まともじゃない娘。
「特にお涙頂戴のエピソードなんて、ないよ・・・」とか言いながら比較的ヘヴィーな話をする。
本性は、他のキャラのルートでも微妙に見え隠れしている。
個人的に一番、心に残った話だった。

テンションに流されずに生きる、飄々とした巨乳女教師。
普段からやる気の無い感じで、オウムと戯れている。
ヒロインの中で一番話が短い。

キャラ順番としては、
よっぴー→乙女さん→なごみ→カニ→祈→エリーですかね。
やはり、終わってみればよっぴーが良かったです。


以上、つよきすレビューでした。